急須でお茶を淹れると表面にホコリのような物が浮いていることがあります。
実はこれ、お茶の産毛なんですね。
若い芽や葉に多く、一番茶の中でも上質なお茶に含まれています。
お茶を淹れたとき、ちょっと覗いてみてください。
お茶を飲むまでのひと時も楽しくなりますよ。
一般的な "煎茶" と "深むし茶" の違いはなんでしょう?
深むし茶は煎茶と同じ工程で製造される緑茶ですが、 文字通り “蒸す” 時間が違うのです。
摘み取った茶葉を最初に蒸す時、煎茶に比べ二倍ほどの時間をかけます。
そのために煎茶に比べて繊維が壊され、粉っぽくなります。
その分深い色やコク、甘味も出てきます。
煎茶のスッキリとした味わいか、深むし茶の深いコクか ... お好みのお茶をさがしてみるのも楽しいですね。
深むし茶にはメッシュの付いた急須をお使いください。
一、 湯のみにお湯を入れます。
(湯冷ましになり、お湯の量も計れます)
二、 急須に茶葉を入れます。
(二人分でティースプーン2杯、三人分で3杯が目安です)
三、 湯のみのお湯を急須に入れ、抽出します。
(深むし茶で約30秒、煎茶で約60秒が目安です)
四、 少しずつ、交互に湯のみに注ぎます。
※熱湯の取り扱いには十分ご注意ください。